近年、異常気象の影響で台風発生の増加やゲリラ豪雨、急な雹、大雪など日本各地で様々な被害が出ています。
特に、「愛車がボコボコになった」「強風で傷だらけになった」「塗装が剥がれた」といった様に自身が所有する車への被害が多数見受けられます。
そこで、大切な愛車を守るために役立つのが車用ボディカバーです。
車用ボディカバーは、大切な愛車を強風や雪、傷などから守ってくれるだけではなく、日光や紫外線を遮ることで、塗装の劣化を防止したり、盗難を防ぐ防犯対策にもなります。
そこで今回は、車用ボディカバーの特徴や選び方、メリットやデメリット、人気のおすすめの商品を詳しく紹介します。
こんな方におすすめ!
- 車用カバーの購入を検討している方
- 車用カバーの選び方がわからない方
- 青空駐車場に車を駐車している方
- 台風や雪が多い地域に住われている方etc
上記の様な方は、ぜひ今回を記事を読んで車用カバー選びの参考にしていただければ思います。
車用ボディカバーとは
愛車を長く綺麗に保ちたいなら、車用ボディカバーを利用することが非常に大切です。
車用ボディカバーは雨や雪から車を保護し、日差しを遮って車内の劣化を防ぎます。
また、全国各地で問題となっている盗難対策にもなります。
車用ボディカバーの選び方

ここでは、車用ボディカバーの選び方について紹介します。
ぴったりの車用カバーは、所有している車の車種やを駐車している環境、住んでいる環境にによって異なります。
今回の車用ボディカバーの選び方を参考にして、愛車に適したカバーを選ぶようにしましょう。
車体に適したサイズを選ぼう
車用ボディカバー選びにおいて一番大切なことは、車の大きさに適したサイズを選ぶことです。
車用カバーには、車種ごとに展開されているものや、大・中・小など大まかなサイズ展開がされているものもあります。
小さすぎるサイズを選んでしまうと、車体全体を覆うことができず、はみ出してしまった部分だけ、傷がついたり、劣化が進んでしまいます。
逆に大きすぎるサイズを選んでしまうと、カバーと車の間にすき間が生じて、強風が吹いたときカバー内にゴミや埃が侵入して傷が付いてしまい、ひどい場合はカバーそのものが飛ばされてしまうこともあります。
また、車種ごとに適した車用カバーを完全オーダーメイドで作成してくれるところもあります。
下記でも紹介しますが、オーダーメイドであれば、車に適したサイズのカバーを作成してくれるだけではなく、デザインやオプションなど自由に決めることができます。
目的に合わてカバータイプを選ぼう
車用ボディカバーには主にフロントカバーとハーフカバー、フルカバーの3種類があります。
ここではそれぞれの特徴について詳しく解説します。
フロントカバー

フロントカバーは、主にフロントガラスやサイドミラーをカバーするもので、汚れや日除け、フロントガラスの凍結防止ができます。
取り付け自体は非常に簡単で、持ち運びも手軽にできますが、ボディ全体をカバーできないためボディの塗装が剥がれたり、傷付く可能性は高いです。
ハーフカバー

ハーフカバーは、車庫から車のフロント部分がはみ出していたり、フロントガラスの埃が気になる場合に非常に役立ちます。
ボンネット部分やボディの上部を保護するので取り付けや持ち運びも簡単です。
ただし、車体の一部しか保護できないため、外出時に青空駐車場で駐車した場合は、カバーされていない部分が劣化しやすいすくなります。
フルカバー

フルカバーは、車体全体をカバーするため、強風や雨、雪、埃、鳥のフン、紫外線、傷などあらゆる危険から守ってくれます。
また、車種の判別ができないため、盗難防止にもつながります。
屋外や青空駐車場はもちろん、車庫内などあらゆる場所で利用できます。
様々に危険から車体全体を守ってくれますが、フロントカバーやハーフカバーと比べて取り付けに手間がかかったり、少し重かったりと取り付け自体少し手間になることもあります。
裏起毛付きのものを選ぶとなおよし

裏起毛(ボディに触れている面が起毛素材になっている)付きのカバーは、ボディに傷や霜が付きにくいタイプのカバーです。
裏起毛が付いていないと、カバー自体が薄く、強風や衝撃にでボディに傷が付きや酸かったり、カバー自体の劣化が早かったりします。
他素材に比べて若干高価ですが、耐久性も高いため、普段青空駐車場に車を停めている方に非常におすすめです。
しっかりと固定できるタイプを選ぼう

屋外で車用ボディカバーを使用する場合は、台風や強風で飛ばされないように、ベルトや紐等でカバーと車をしっかり固定できるタイプのものを選ぶことが大切です。
カバーを覆っただけや固定が甘いと、すぐに風で飛ばされてしまい、傷が付いたり他の車や人に迷惑をかけてしまうこともあります。
しっかりと車体にカバーを密着させせて固定することで、風が入りにくくなり、飛ばされるリスクも少なくなります。
価格が安いものは控えよう
車用カバーは数百円〜数万円のもが販売されています。
数百円のカバーの口コミや評判を見ていると、「すぐに破れてしまった」「傷がついてしまった」「すぐに風邪で飛ばされた」という意見が多い傾向があります。
もちろん、高いからと言って全ていい商品というわけではありませんが、長期利用を考えると、いいカバーを購入しておいてもデメリットはありません。
純正品も視野に入れる
車種によっては、カーディーラから販売されている純正品の車用カバーもあります。
車のサイズに適しているため隙間から埃が入ったり、風にあおられたカバーによって傷がつく可能性も軽減できます。
サイズ選びをする必要がなく安心選ぶことができますが、純正品でも裏起毛が付いていなかったり、耐久性に優れているものばかりではありません。
選ぶ際は事前にカーディーラーや公式HPなどでチェックをして、自分の適した車用ボディカバーかどうか確認するようにしましょう。
車用ボディカバーのメリット
車用カバーをつけることで様々なメリットがあります。
ここでは車用ボディカバーのメリットについて詳しく紹介します。
台風などの自然災害における車へのダメージをシャットダウン
車用カバーは、台風や大雨などの悪天候から車を守れることが最大のメリットとなります。
もちろん日常の紫外線や直射日光を防げるだけではなく、ゲリラ豪雨による雹や霰、潮風、雪、黄砂、火山灰、落ち葉、鳥のフンなど地域や駐車環境による様々な災害からダメージを防ぐことができます。
洗車回数が減る
上記のような様々な汚れの原因を防ぐことは、洗車回数を減らすことにもつながります。
洗車の回数が減れば、洗車に割く時間をなくせるだけではなく、洗車費用や水道代など節約することもできます。
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静かで洗浄力が強く、持ち運びも簡単です!
車種の特定を防ぐ
車用ボディカバーをすることで、車種の特定を防ぎ、盗難防止としての効果があります。
また、車内の状況がわからないため、いたずらや車上荒らしを防ぐこともできます。
近年、高級SUV車やスポーツカーなどが盗難被害を受けているという情報がSNS等で多々見受けられます。
青空駐車場に高級車やスポーツカーを中身を引く指している方にはフルカバーの車用ボディカバーをすることが大切です。
ライトの劣化を防ぐ
ボディカバーは傷や汚れだけではなく、ヘッドライトやテールライトの黄ばみや劣化を防ぐことができます。
車のライトは時間が経てば、黄ばみや、くすみなどで劣化していきます。
その原因は、ポリカーボネート製と言われる樹脂によるもので、小さな傷や細かな傷によって、黄ばみが発生します。
ライトにカバーをすることで、ライトへのダメージを防ぎ、黄ばみやくすみなどの劣化を遅らせることができます。
車の価値を保てる
もちろん車の傷や凹みなどが少ないと車を売るときの価値(リセールバリュー)を保つことができます。
中古車としての買取査定を受ける場合、車のボディがきれいかどうかによって、査定価格は大きく変動します。
査定では細かな傷のひとつひとつまでを丁寧に鑑定することになりますから、小さな傷や凹などの積み重ねが車そのものの価値を下げることになります。
車用カーバーのデメリット
運転するたび脱着する必要がある
もちろん車用カバーを取り付けるには脱着作業が必要です。
コンパクトカーやセダンといった車種であれば、1人で簡単に脱着できますが、大型のSUVやミニバンタイプになると、ひとりでの着脱に少し時間がかかってしまうこともあります。
完璧に傷を防ぐことができない
車用カバーをしたからといって完璧に傷や汚れを防ぐことはできません。
カバーによっては、大きな霰や大きな台風などの強風で傷がつくこともあります。
また、カバーに穴が空いていたり着脱を雑になっていると、隙間に風が入り傷がつくこともあるので十分に注意することが大切です。
蒸れが生じやすい
ボディカバーをかけると、カバー内に熱がこもり、蒸れやすくなります。
特に、年式が古い車の場合は塗装状態が脆くなっており、蒸れが原因でひび割れや剥がれ、変色などを引き起こす可能性があります。
月に2,3回など定期的にボディカバーを外し、風通しをよくしたり、エンジンが冷えてからカバーをすることが大切です。
高温のマフラーに気を付ける必要がある
車のマフラー部分もエンジン同様熱くなります。
マフラーは、ガソリンを燃やした時に発生する高熱の排気ガスが通るため、約300℃超える熱をもつといわれています。
マフラーの熱によってボディカバーが溶けて、車体に貼りついてしまう可能性があるため、エンジンを切ってから30分から1時間程空けてからカバーするようにしましょう。
過度なカスタム車には装着できない
たとえば、大きなリアウィングやフロントバンパーなど過度なカスタムをしてしまうとカバーに収まらず、傷がついたり劣化するリスクが高くなります。
また、ディーラーの純正車用カバーも、ノーマル仕様で設計されているものがほとんどなので、過度なカスタム車は装着できなくなります。
手入れが必要
車用カバーも使えば使うほど汚れたり劣化してしまうため、定期的に手洗いをするなど手入れすることが大切です。
カバーの汚れを放置してしまうと、その汚れが車に付着して結果的に車を汚してしまうこともあります。
手入れ方法は、タオルやスポンジに少し洗剤をとり(水だけでもOK)、優しく拭きながら洗い、水で流して風通しのいい場所で乾燥させれば十分です。
おすすめ車用カバー
CARCLUB
CARCLUBの車用カバー(ボディカバー)は、国産車や輸入車を問わず8,000円台から車種専用設計の高級車用カバーがオーダーメイドで購入できます。
フルカバーだけではなく、ハーフカバーやフロントカバーも取り扱っており、メーカーロゴの挿入や、色や生地といった材料の種類、豊富なデザインがあるので自分好みのオリジナルカバーに仕上げることができます。
また、専用のカバー入れも同封されているため、簡単に持ち運びや保管もできます。
CARCLUBの車用カバーはAmazonや楽天といった通販サイトでは扱っていないため、CARCLUBの公式HPから購入するようにしましょう。
仲林工業

仲林工業は、創業昭和47年に創業し、50年以上の実績を誇るボディカバー専門業社です。
オリジナル技術により、ポリエステル100%素材での裏起毛加工を1枚生地から実現したTT-9000(裏起毛)は、何層構造といった無駄な合わせ生地ではなく、丈夫なうえに軽量でコンパクト、扱いやすく、強力防水3回加工という防水効果にも優れたボディカバーのための最高級生地です。
また、膨らみ防止の通気口や留め具など細かなオプションも付けられるため、より安心して利用できます。
カバーランド
カバーランドは、日本だけではなく、アメリカやヨーロッパなどでも使われている、人気の高品質車用ボディカバーです。
最高級生地の5層構造や、撥水加工を施した表生地と起毛の裏生地を採用しているため、傷や汚れの防止だけではなく、日差しや紫外線、霜、雪、露など塗装が傷む条件からボディを守ってくれます。
また、伸縮性が高く強力なゴムをフロントとリア部分に備えており、ボディにしっかりフィットして装着できます。
kayme
kayme(ケイミー)は、多層構造で、雨の日の防水や夏の紫外線もしっかりカットしてくれる車用ボディカバーです。
カバーの前と後ろには防風ベルトが装備されているので、強風の日も安心です。
裏地は起毛処理され厚みがあり、ボディにやさしいつくりになっています。
また、カバーの運転席側にジッパーが付いているので、万が一車の中に忘れ物をしても、カバーを取る必要がないのも便利です。
LINFEN
LINFENの車用ボディカバーは、厚手で5層構造のフルサイズ車用ボディカバーで、雨や雪、黄砂、紫外線などから愛車を保護してくれます。
取り付けが手軽で、裏面には起毛が使われているため、ボディを傷める心配もありません。
ポリエステル製オックスフォード生地を使用し、年間を通して使用可能で、3ヵ月の品質保証も付いています。
アラデン
アラデンは、起毛ボディカバーや軽自動車専門ボディカバーなどを製造・販売しています。
その中でも「テマトラン」は、わずか30秒で青空駐車場を屋根付き駐車場に返信させれる魔法のような車用ボディカバーです。
テマトランはカバーを引き出すだけなので、一般的な車用ボディカバーよりも短時間で装着でき、女性の方にも楽々装着ができます。
耐久性も高く、UVや酸性雨などからしっかり守ってくれるため、長く使用することができます。
Softclub
Softclubの車用ボディカバーは、高密度不織布を外層に使用した車用カバーで、軽くて柔らかい手触りが特徴です。
防湿性に優れ、中層には防水性と通気性を確保するためのPPフィルムと高比重不織布を採用しています。
また、2本針縫製で強度が高く、4つの蛍光反射ストリップが付属しているため、夜間でも高い視認性を確保しています。
さらに、裾には強力ゴムを搭載し、防風ベルトが4本あり、ホイールに結ぶことで愛車をしっかりと保護できます。
NUOMAN
NUOMANの車用ボディカバーは、5層構造であり、保護被膜や防水防塵、紫外線予防などの性質を持つ材質を重ね合わせ、裏起毛も施されています。
優れた防水性やUV反射率95%の断熱効果、7つの蛍光反射ベルトによる夜間の視認性向上などの特徴がある。
さらに、前後に伸縮性のあるボトムバンドや3箇所の固定用ベルトによる耐風性の向上、大きなミラーポケットや収納バッグが付属するなど、使い勝手にも配慮されています。
Coverify
Coverifyは、軽自動車に特化した車用ボディカバーです。
4層構造で、紫外線に強く、水は通さず蒸れにくいPE膜を使用しています。
裏面には起毛素材を採用しており、伸縮性があるため着脱が簡単です。
さらに、アジャスタータイプのワンタッチベルトでフィット感を調節でき、4つの蛍光反射ストリップで夜間の安全性も確保されています。
軽自動車オーナーには特におすすめとなっています。
monomania
monomaniaは、軽トラックの車体カバーを取り扱っていることが多いです。
その中でも「軽トラック 荷台用シート」は、緑色と銀色から色を選べる軽トラック用の車体カバーです。
固定用のゴムロープがついているので、風を心配することなく利用できるだけではなく、帆布でできているので、防水性と耐久性にも優れています。
まとめ
今回は、愛車を守ために必要なおすすめの車用ボディカバーを紹介しました。
車用カバーといってもサイズやタイプ・生地の素材・固定方法などいろいろあります。
メーカーによって特徴があるので、自分の目的によって車体カバーを販売しているメーカーを選ぶと、希望する効果を得ることが可能です。
もしも、どの車用カバーを選べばいいか迷われている場合は、上記の一番最初に紹介したCARCLUBのボディカバーをオススメします。
価格、クオリティ、使い勝手などトータル的に優れており、フルオーダーのため、オリジナリティを出すこともできます。

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