近年、「ハイパーカー」と呼ばれる新たな自動車のジャンルがネット上などで数多く取り沙汰されています。
非常に「スーパーカー」と似ており、違いがわからない人も多く、はっきりとした基準がないこともわかりにくさの要因です。
今回はハイパーカーとは一体どのような自動車なのかご紹介していきます。

- ハイパーカーとは
- ゾンダ(Zonda)/パガーニ
- ウアイラ(Huayra )/パガーニ
- ラ・フェラーリ(LaFerrari )/フェラーリ
- ライカンハイパースポーツ(Lykan HyperSport)/Wモーターズ
- ヴァルハラ(Valhalla)/アストンマーティン
- P1/マクラーレン
- セナ(Senna)/マクラーレン
- チェンテナリオ(Centenario)ランボルギーニ
- シロン(Chiron)/ブガッティ
- ドラクマ(Drakuma)/アジラニ・モータース
- エヴァイヤ(Evija)/ロータス
- ネヴェーラ(Nevera)リマック
- レッド(Red)/ミランオートモーティブ
- ジェスコ(Jesko)/ケーニグセグ
- クエーサー(Quasar)/エレクトロンモータース
- 最後に
ハイパーカーとは
ハイパーカーとは、1999年にイタリアにあるパガーニアウトモビリが製造したゾンダという自動車が始まりとされています。スポーツカーという表現では言い表せないくらいの超高性能、ハイスペックカーとなっており、それまでのスーパーカーを遥かに上回っていることからハイパーカーというジャンルで位置づけされました。
1000馬力や最高時速500km/hにも到達するものなど、スペックだけなら世界選手権レベルのレーシングカーを遥かに凌ぐものを有している車種も多々あり、外観もレーシングカーに近くなっています。
その高額さからほとんどが限定生産で、価格が1億円以上、生産台数が5台未満のものも珍しく、販売後、プレミアが付き販売価格の何倍もの価格で取引されていることが多々あります。
大まかな定義はこんな感じです。
- 最高速度が時速400km以上
- 出力が1000馬力以上
- 限定生産
- 価格が1億円以上
超高性能で、超速く、超高価で、希少価値のあるマシーンということですね。
ゾンダ(Zonda)/パガーニ

ハイパーカーの先駆者。
0-100km/h加速は3.6秒、最高速度は345km/h、価格は約3億円
日本では株式会社ZOZOの創業者である前澤友作さんが特別仕様車を所有していますね。
ウアイラ(Huayra )/パガーニ

ゾンダの後継者。
0-100km/h加速は3.2秒、最高速度は370km/h、価格は3億円以上の限定車です。
ラ・フェラーリ(LaFerrari )/フェラーリ

特別なフェラーリ。
開発はF1ドライバーのフェルナンド・アロンソとフェリペ・マッサの意見が反映されています。
日本では、某音楽事業を展開しているグループ会社の会長さんが所有されていますね。
0-100km/h加速は2.9秒、最高速度は350km/h、価格は1億6千万円の500台限定です。
ライカンハイパースポーツ(Lykan HyperSport)/Wモーターズ

アラブの「Wモーターズ」が手がけたハイパーカー。
映画ワイルドスピードスカイミッションにも登場している眠れぬ獅子。
0-100km/h加速は2.9秒、最高速度は395km/h、価格は4億3千万円の世界限定7台です。
ヴァルハラ(Valhalla)/アストンマーティン

前回の記事である007 No Time To Dieに登場する車でもご紹介したアストンマーティンのハイパーカー。
0-100km/h加速は2.5秒、最高速度は330km/h、価格は1億5千万円の世界限定500台です。
P1/マクラーレン

過去にマクラーレンを所有していないといくらお金を持っていても買えないとか。
0-100km/h加速は2.8秒、最高速度は350km/h、価格は1億5円の世界限定375台です。
セナ(Senna)/マクラーレン

伝説のF1ドライバー、アイルトン・セナが車名の由来。
0-100km/h加速は2.5秒、最高速度は330km/h、価格は1億5千万円の世界限定500台です。
チェンテナリオ(Centenario)ランボルギーニ

チェンテナリオとはイタリア語で100周年(英語のセンティニアル)を意味し、 ランボルギーニ社の創業者であるフェルッツィオ・ランボルギーニの生誕100周年を記念したモデルです。
0-100km/h加速は2.8秒、最高速度は350km/h、価格は2億円の世界限定40台です。
シロン(Chiron)/ブガッティ

こちらも前澤友作さんが所有してますね。
0-100km/h加速は2.5秒、最高速度は420km/h、価格は3億円の世界限定500台です。
ドラクマ(Drakuma)/アジラニ・モータース
ドバイにあるアジラニ・モータースが現在製造中のハイパーカー
詳細は明らかにされていませんが世界限定99台で製造されるとのこと。
見るからに速そうですね。
エヴァイヤ(Evija)/ロータス

フルEV(電気自動車)ハイパーカーLotus Evija(ロータス エヴァイヤ)
0-100km/h加速は3秒、最高速度は320km/h、価格は2億6千万円の世界限定130台です。
ネヴェーラ(Nevera)リマック

クロアチアのハイパーカー。
0-100km/h加速は1.8秒、最高速度は415km/h、価格は2億6千万円の世界限定150台です。
レッド(Red)/ミランオートモーティブ

オーストリアのハイパーカー。
0-100km/h加速は2.4秒、最高速度は400km/h、価格は2億6千万円の世界限定99台です。
ジェスコ(Jesko)/ケーニグセグ

こちらも前澤友作さんが所有しているハイパーカー。
0-100km/h加速は2.9秒、最高速度は482km/h、価格は3億8千万円の世界限定125台です。
クエーサー(Quasar)/エレクトロンモータース

0−100km/h加速は世界最速。2023年発売予定。
100km/h加速は1.65秒、最高速度は450km/h、価格は2億6千万円の世界限定99台です。
最後に
今回はハイパーカーを一挙にご紹介させていただきました。
スーパーカーよりもエンジン性能はもちろん、速さや価格もハイパー級でしたね。ハイパーカーを製造する会社は、高性能な車を発表することで、技術力を世界に示し、各社競争しています。
今後もパイパーカーより高性能な車が続々と誕生し、技術が向上していくでしょう。
車好きなら人生一度はハイパーカーに乗ってみたいものですが、ほとんどのハイパーカーが1億円以上で限定生産なのでなかなか手に入れることが難しいので、モーターショウなどのイベントなどで見ることはできますから、一度会場に足を運んで実物をみてはいかがでしょうか!?
よろしくお願いします!
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