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ポルシェケイマンとボクスターの違いとは?両車を比較してみた!

カーライフ

車好きの方なら、一度はポルシェに乗ってみたいと思ったことはあるはず。

そんなポルシェにはたくさんのラインナップがあります。

その中でも、初めてポルシェに乗る方や、個人的にオススメしているモデルがケイマンボクスターです。

私自身、現在ケイマンを所有しておりますが、購入当時はどちらに乗ろうか迷いました。

また、ケイマンに乗っていてごく稀にボクスターに間違われることもあります。

ケイマンとボクスターって大した違いはないのでは?と思っている方も中にはいると思うので、今回はそんなケイマンとボクスターの違いについて色々とまとめてみました。

行く行くはポルシェの購入を検討している方、ケイマンとボクスターどちらにしようか迷っている方など是非、参考にしていただければと思います。

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ケイマン(Cayman)ってどんな車?

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ポルシェと言えば1000万円以上する思っている方は、非常に多いと思います。

確かに911やパナメーラ、カイエンなど新車価格で

1000万円以上する車種もありますが、1000万円以下の価格帯のスポーツカーもあります。

それがケイマンです。

元々ケイマンは、ボクスター(Boxter)から派生した2ドアタイプのクーペ車です。

ケイマン(Cayman)という車種名は、中南米のワニに由来し、鋭敏と俊敏性を意味しています。

ボクスター(Boxter)ってどんな車?

black porsche 911 on road during daytime

ポルシェが1996年から製造、販売をしているオープンスポーツカーです。

現在は、4代目の718シリーズが製造されていますが、3代目まではポルシェのエントリーモデルの位置づけでケイマンの方が性能が優れており、価格も高価でした。

4代目の2016年以降は、ケイマンの上級モデルとして位置づけされています。

また、Boxterという車種名は、「ボクサーエンジン(Boxer)」と「ロードスターデザイン(Roadstar)」の組み合わせが由来となっています。

ケイマンとボクスターの違い

クローズドカーとオープンカーとでは、全く異なるキャラクターですが、エンジンや部品等、共通している部分はたくさんあります。しかし、異なる部分もたくさんあります。

ボディ形状

外観のデザインの最大の違いは、ルーフリアです。

ケイマンはクローズドボディを採用しており、ルーフからリアにかけて流れるボディラインは美しいですが、オープンボディのボクスターはソフトトップを採用おり、少しかっこ悪い感じに見えちゃいます。

ただ、ボクスターは、オープン状態が本来の形なので、オープン状態のクールさは魅力的ですね。

価格

元々はケイマンとボクスターでは、ケイマンの方が高価な価格帯で販売されていましたが、現行モデルの718シリーズでは、ボクスターの方が高価な価格帯で販売されています。

オープンモデルは形状が複雑で、製造に手間がかかるということから、高価な設定になっています。

現行車の価格だと

718ケイマン : 6,730,000

718ケイマンS : 8,620,000

718ケイマンGTS : 9,990,000

718ボクスター : 7,120,000

718ボクスターS : 9,010,000

718ボクスターGTS : 10,380,000

どのグレードもボクスターの方が約40万円程、高価な価格設定となっています。

トランク容量

ケイマン、ボクスター共にフロントトランクの容量は同じですが、リアのトランクルームに関しては、ケイマンの場合、ハッチがガラスごとそのまま開き、ゴルフバックなど比較的大きい荷物を積むことができます。

ボクスターに関しては、ソフトトップのため、ケイマンと比べて少し小さめです。

ただ、ケイマンもボクスターもフロントとリア両方にトランクルームがあるため、トータルで考えるとかなりの荷物が積めますね。

室内スペース

次に室内スペース。

ケイマンもボクスターも室内に物を置くスペースは、ほとんどなくグローブボックスとドアポケット、アームレストが限界です。

ケイマンの場合、シート後ろ(エンジンの上)に荷物を置けるスペースがあるのでわずかにあります。

ただ、ボクスターはオープン状態ですと、助手席に長尺の荷物が置けるメリットもあります。

走行性能

エンジンスペックはほぼ同じですが、ボディ構造上、走行性能に多少の差はあります。

例えば、ボクスターはもともとオープン専用モデルとして開発されているので。

十分な剛性を兼ね備えていますが、ケイマンはその十分な剛性を持つボディをさらにクローズドにしてあるのでその剛性は抜群ボディ剛性が高いです。

走行する際の「キレ」はかなり上です。

ボクスターの方が操作に対してワンテンポ遅れる印象があり、実際に運転したフィーリングは大きく異なると思います。

では、どっちがオススメ?

私が考えるボクスターとケイマンとの違いはこんな感じです。

1,000万円以下で購入できるケイマンとボクスター。

共通している部分はたくさんありますが、異なるキャラクター性を有している2車種。

一体どっちの方がおすすめなのでしょうか?

結論、乗ってしまえば、どちらも楽しいことに変わりはないというのが本音です。

利便性や、本格的なスポーツ走行考えるとやはりケイマンです。

しかし、ポルシェを購入する、あるいは購入を検討している人全員がスポーツ走行や利便性を考えている訳ではありません。

街乗りやドライブを中心に楽しむという人も多いと思います。

そういう意味では、オープンカーで気軽かつ快適に優雅なドライブを満喫できるボクスターの方がおすすめです。

ボクスターならスポーティーな走りものんびりとしたドライブも楽しむことができると思います。

もしも「ケイマン」と「ボクスター」どちらにしようかと迷っているのであれば、上記で述べた違いを念頭に置き、試乗してみると、違いがより明確にわかるかもしれませんね。


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