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【一体何個あるの!?】クルマの部品数とその種類をわかりやすくご紹介!

カーライフ

クルマはたくさんの部品(パーツ)が組み合わさってできています。クルマの好きな方でも、部品の名称までは中知っている方も少ないはずです。部品の名称がわかっていれば故障した際や、修理やカスタムする際など自分である程度作業できることもあるので非常に役に立ちます。

そこで今回は、そんなクルマのパーツについてわかりやすくご紹介します。

  • クルマ好きの方
  • クルマの知識を身につけたい
  • 自分でクルマをカスタムしたい
  • 自動車業界で働いている

上記の方に当てはまる方はぜひチェックしてみてください!

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クルマ全体の部品数

そもそも1台のクルマに部品っていくつぐらい使われていると思いますか!?

例えばスマートフォンであれば1,500点程、オートバイであればおおよそ1,000〜1,500点ほどの部品でできていますが、クルマの場合は、約30,000点もの部品でできています。

ほとんどがエンジン

30,000点もの部品数のうち、ほとんどがエンジン関連の部品です。エンジンには点火プラグなど燃焼系やスロットルなど吸気系、電子制御などのコンピューター系の部品がありその数10,000点以上もあります。

部品の種類と特徴

次にクルマの部品についてご紹介していきます。今回は一般的によく使われているクルマの外装、内装、足周り、エンジン回りについてご紹介したいと思います。

外装

ボンネット

自動車の前部分上方にある板状の蓋の部分がボンネットです。ボンネットは別名エンジンフードとも呼ばれており、ほとんどのクルマのボンネットの下にはエンジンがあり、エンジン蓋としての役割があります。

ルーフ

クルマの屋根部分はルーフと呼ばれており、ルーフの素材には鉄やプラスチック、アルミ、カーボンなどが使われています。

ピラー

窓ガラスの左右にあるのがピラーと呼ばれています。ルーフを支えるだけでなく、ボディの強度を保つ非常に重要な役割があります。フロントガラス横にあるものをAピラー、そこから後方に進むごとにBピラー、Cピラー、Dピラーと呼ばれます。

フロントバンパー

バンパーは車の前方を縁取るように取り付けられたパーツです。事故の際、衝突時のダメージからエンジンや車体、乗っている人を守る役割があります。擦ったりして傷つきやすいパーツですが、自動車のデザイン性にも影響するため、カスタムされることもあります。

リアバンパー

リアバンパーは、車体の後方に取り付けられたバンパーのことです。「クルマの個性はお尻で決まる」と言われるように、フロントバンパー同様に後方からの衝突を和らげる役目やデザイン性重視のリアバンパーもあります。

フロントガラス

前方の運転席に取り付けられているのがフロントガラスです。フロントガラスは基本的に2枚のガラスで挟んだ合わせガラスが使用されおり、飛び石や衝突事故などの際、ガラスが割れたり飛び散ったりするのを最小限に抑えてくれます。

リアガラス

クルマの後方に取り付けられているのがリアガラスです。別名バックドアガラスやリアウィンドウとも呼ばれます。後方視界にも大きな影響を与えるパーツです。フロントガラス同様強化ガラスが使用されています。

ワイパー

ワイパーはフロントガラスやリアガラスに取り付けられおり、雨や雪、汚れを拭き取るパーツです。運転中の視界を確保するのに必要不可欠です。

ワイパーはアームとワイパーブレード、ゴムでできており、長年使用してゴムが劣化してくると拭きむらができたり筋状の線が残ったりと視界不良となりすので、定期的に取り換えましょう。

サイドミラー

後方サイドを目視で確認するミラーがサイドミラーです。別名ドアミラーとも呼ばれています。左右にある前方ドアの外側に取り付けられています。

最近では、ミラーではなくカメラがサイドミラーの代わりに取り付けられており、室内モニターで後方サイドを確認するデジタルタイプもあります。

フェンダー

ボディのタイヤ周り部分をフェンダーと言います。元々は独立したパーツでしたが、今はボディと一体化している車種がほとんどです。オーバーフェンダーと言って大きめのフェンダーを取り付けるカスタムをしている方も非常に多いです。

サイドシル

ドア下にあるのがサイドシルです。サイドシルは車体の両サイドを構成するフレームの役割があり、ボディの強度に関わる大切なパーツとなっています。

内装

メーター

運転席から見えるのがメーターです。代表的メーターとしては、車の速度を表す「スピードメーター」や走行距離を表す「オドメーター」、エンジンの回転数を表す「タコメーター」があります。

ダッシュボード

フロントガラスの下にあるオーディオユニットや空調などの内装部品をひとくくりにして「ダッシュボード」と言います。

ステアリング

一般的にハンドルは、実際に手で握る丸い部分の事です言いますが、ステアリングは「ステアリングホイール」の略で、実際に手で握る丸い部分から先に延びるステアリングシャフトやギアなどの操舵装置全体の事を指しています。

グローブボックス

グローブボックスは助手席の前にある収納スペースです。通常は蓋が付いています。ほとんどの方は、車両の説明書や車検証などを入れています。

シフトレバー

トランスミッションの切り替えに使われるのがシフトレバーです。パーキング、リバース、ニュートラル、ドライブなどがあります。

センターコンソール

運転席と助手席の境目の部分がセンターコンソールです。センターコンソールにはサイドブレーキ、シフトレバー、ドリンクホルダーやアームレストなどが設置されている車種が多いです。

足回り

マフラー

マフラーはエンジンからつながるガス排出システムの一部です。エンジンで発生したガスがパイプを通り、最後にマフラーから排出されます。

サスペンション

サスペンションは車体と車輪をつないでいるバネのような形をしています。サスペンションは車高の高さを決めることができます。

ホイール

ホイールとは車輪のことで、タイヤに動力を伝えます。走りに欠かせないパーツであるとともに、デザイン性の点でも重要なパーツです。

ブレーキローター

ブレーキローターは車を停止させるために欠かせない重要なパーツです。ディスクブレーキというシステムの一部となっており、丸い形をしています。ブレーキ時に発生する熱を外へ放出する役割があります。

ブレーキキャリパー

ブレーキキャリパーにはブレーキパッドという部品が組み込まれており、ブレーキパッドをブレーキローターに押し付け流ことにより回転を抑制し、ブレーキをかけます。

エンジン回り

エンジン

車の心臓で原動力の源であるのがエンジンです。エンジン内部で空気と燃料を混ぜて圧縮し、爆発させることによりエネルギーを生み出します。

ちなみのEV車(電気自動車)はエンジンはありません。

ラジエーター

エンジンの熱を冷やすのがラジエーターです。走行中のエンジン内部では大量の熱が発生します。オーバーヒートしてしまうとエンジンそのものが壊れてしまいます。ラジエーターはエンジンを冷やす大事な役割をしています。

トランスミッション

普段見ることはほとんどありませんがトランスミッションはエンジンと同様、原動力に関わる大切なパーツです。トランスミッションは変速機を意味し、エンジンが作り出した動力を効率よく車輪に伝える役割をしています。

ドライブシャフト

EV車(電気自動車)

余談ですが、今後間違いなく主流になってくるのがEV車です。上記でも少し触れましたが、EV車はガソリン車と違ってエンジンが必要なく、コンピューター制御でモーターの回転数を上げ下げして走ります。もちろんエンジンが必要ない分部品数もかなり少なくなり。ガソリン車が約30,000点に対してEV車は約10,000点と1/3程の部品で作ることができます。

最後に

今回は、クルマの部品数とその種類をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか!?

クルマにはたくさんのパーツがあり、それぞれに名称があります。パーツの名称を知っていれば、不具合やカスタマイズなど、気になる点を簡単に検索できたり、自分自身で簡単な交換作業などもできちゃいます。

いきなり全部を覚えるのは難しいと思いますので、まずは自分の愛車で各パーツの名称が言えるようにチェックしてみてはいかがでしょうか?

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