ホンダが近年行っているスライドドア付きの車種のモデルチェンジは、自動車業界におけるトピックの一つと言えるでしょう。
2022年にはステップワゴンがフルモデルチェンジを果たし、2023年10月にはN-BOXも新しくなる予定です。さらに12月には、オデッセイが大幅な改良を受けます。
そして、ホンダフリードも2024年にフルモデルチェンジが予定されています。
今回は、フルモデルチェンジが待っているホンダ新型フリードの価格や発売日、納期、スペックについてまとめて紹介します。
ホンダ新型フリードの発売日
2023年9月現在、ホンダから新型フリードに関する公式な発表はまだありませんが、その沈黙は戦略的なものと考えられます。
特に、競合車種であるトヨタのシエンタが販売面で好調を維持している状況下、フリードの次の一手いつ出されるのかユーザーだけではなく自動車関係者も注目しています。
過去の販売情報によれば、新型フリードのデビューは2024年6月ごろとされています。
当初は、ライバル車種であるトヨタの新型シエンタに対抗する戦略として、2023年前半にフルモデルチェンジが行われるとも噂されていました。
しかし、ホンダの現状を見ていると、より精緻な設計と開発に時間をかけている可能性が高いです。
ホンダ新型フリードの納期
新型ホンダフリードの納期については、複数の要因が影響を与える可能性があります。
仮に2024年に新型が発売されると仮定すると、初回納期は2024年10月頃になると予測されています。
現行フリードの納期が1ヶ月から4ヶ月と長期化していおり、新型モデルが登場する際には改良された生産体制や需要の見通しによって、納期が変動する可能性があります。
このような背景や情報を踏まえ、新型フリードを手に入れる計画を立てる際には、納期のゆとりを持つことが賢明と言えるでしょう。
ホンダ新型フリードの価格
フリード | 新型シエンタ | 新型フリード | |
---|---|---|---|
ガソリン車 | 2,340,000円~ | 2,340,000円〜 | 2,440,000円~ |
ハイブリッド車 | 2,689000円~ | 2,690,000円〜 | 2,890,000円~ |
新型フリードは様々な先進装備を盛り込みながらも、価格はある程度抑えられると予想します。
特に、ガソリンエンジンモデルの価格が2,440,000円からと、競合する新型シエンタの2,340,000円とほぼ同水準とされるでしょう。
ただし、ハイブリッドモデルにおいては2,890,000円からと新型シエンタよりはやや高めの設定となります。
この価格設定により、新型フリードは2022年発売されたステップワゴンよりも約70万円ほど安価であり、多くの消費者にとって手が届きやすい選択肢となっています。
ホンダ新型フリードのサイズ
項目 | 現行フリード | 新型シエンタ | 次期フリード |
---|---|---|---|
全長 | 4,265~4295mm | 4,260mm | 4,265mm~4,400mm |
全幅 | 1,695mm | 1,695mm | 1,695mm |
全高 | 1,710mm | 1,695mm | 1,720mm |
最小回転半径 | 5,2mm | 5,0mm | 5,2~5,3mm |
ホンダ新型フリードのサイズは、その現行モデルとほぼ同等のサイズを維持しつつも、細部にわたる調整が施されるでしょう。
全長については現行型の4,265~4,295mmに非常に近い数値が予想され、最大でも4,400mmに収まると見られています。
全幅は1695mmと、5ナンバーサイズの最大幅にぴったり合っています。最小回転半径についても、現行モデルの5.2mを基に、大回りになっても5.3mが限界とされています。
新型シエンタと比較して、新型フリードのボディサイズはやや大きめになる可能性が高いと考えられます。
このように、新型フリードは、コンパクトながらも快適な空間を提供するためのサイズ設定がされていると言えるでしょう。
ホンダ新型フリードの特徴とスペック
新型フリードは、パワーユニットからプラットフォームに至るまで、最新搭載される予定です。
特に注目されるのは、ハイブリッドのシステムが全面的に刷新される点です。
現行のフリードに採用されているハイブリッドは「i-DCD」と呼ばれ、単一の電動モーターを有しています。
そのトランスミッションは7速ATで、2組のクラッチを使用していますが、新型フリードでは、最新ハイブリッドシステム「e:HEV」に進化する可能性が高いです。
この「e:HEV」では、エンジンが主に発電を担い、その生成した電力で電動モーターが車輪を駆動します。
特に高速走行時には、エンジンが直接車輪を駆動することで、効率が大きく向上します。
この変更により、加速性能がよりスムーズになるだけでなく、騒音や振動も大幅に削減されるでしょう。
WLTCモードでの燃費も、現行の2WDモデルの21km/Lから、新型モデルでは26km/L前後に向上すると予想します。
新型フリードの搭載される機能
次世代フリードには、安全性や運転アシストの面でも大きな進化が期待されており、新型ステップワゴンと同等、あるいはそれ以上の安全性と運転補助機能を提供することが期待されます。
主な搭載機能としては、後方の車両を感知するブラインドスポットインフォメーションや、渋滞状況に適応した運転支援機能、衝突被害軽減ブレーキ、右左折時における事故リスクを低減する機能が追加され予定です。
これらの機能が搭載されることにより新型フリードは居住性から走行性能、乗り心地、そして安全性に至るまで、多角的に向上するでしょう。
次世代フリードは現行モデルを大きく上回る、非常に魅力的な選択肢として市場に登場すると予想されます。

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